高校卒業する君たちへ

このタイトルに意味はない。自分の腐りきっていた10代を書いていくので参考にしてほしい。

 

 

私が高校卒業したのもちょうど10年前になる。

あの頃は勉強も興味がなくて、ギリギリ卒業出来るほどの成績をキープしつつ過ごしていた。

吹奏楽部に在籍していたからなのか、帰宅部連中よりボーナス得点があったように思えるのは私立校の特権だろう。

 

進路もとくにこだわりもなかったので同じ学校法人の短大指定校を取得。大学受験や就職活動に悲鳴をあげる友達を横目に、私は机にヨダレを垂らしながら卒業までの授業をこなしていた。気をつけるべきは試験での赤点回避と遅刻欠席ぐらいである。(あと2回遅刻すれば留年)

 

 

無事卒業

 

 

とくに卒業式などで感動する性格でもないのでその辺の記憶が曖昧である。ちゃんと出席したかも怪しい所で、「休んでたよ」と友人に言われれば信じてしまう気がする。

流石に出席していたと信じたい。

 

卒業してから短大の入学式までは2.3ヶ月空いている。周りの人達は卒業旅行や車の免許を取りに行ったりしていたと思うが、私は玉を弾いてお金を得る遊びをしていた。そして...

 

 

『悪魔との出会い』

 

パチンコ(以下悪魔)とは日本にある中毒性のあるギャンブルの一つだ。悪魔人口の99%の人達は負けていると言われている。しかし、どの様な考えで思ったのかは謎だが、当時「これは稼げる」と思い気づけばアルバイトをやめていた。この辺の詳しいことは別記事で書こうと思う。

 

悪魔に没頭しながらダラダラと過ごし、気づけば入学式。こないだ卒業したばかりの高校の学園ホールで式は行われたので、なんの目新しさもなくここもあまり記憶はない。もしかしたら妄想かもしれない。唯一覚えてる事は。式が終わってそのまま友人と向かったパチンコ屋(以下悪魔城)で5万円負けた事だけだ。この間辞めたアルバイトの最期の給料で、この後、血の涙を流しながら家路についたのは言うまでもない。

 

短大生活も始まり、授業終わってからパチンコで小銭を稼ぐ、といった普通の人とは違った短大生活を過ごしていたがとくに焦りもなく勉学にもそれなりに励んでいたと思う。

二ヶ月程経ったある日、事件が起こった。

短大に入学して初めて寝坊してしまったのだが問題はそこではない。時刻は10時頃、いつもの様に原付で学校に向かっていると道中右手に見えてくる派手な建物、

 

悪魔城である。

 

いつも通るのは開店する前なので見向きもしなかったが、おじさん達(以下魔物)が開店待ちで並んでいるのが見えて気づけば右にウィンカーを出していた。

一日くらいまぁいいかと思い、学校サボっていざ悪魔城へ。これが依存症になった魔物を惹きつける悪魔城の怖さである。

 

それからというもの、朝から学校へ行く日よりも悪魔城へ向かう割合が高くなっていた。これはこれで楽しい時間ではあったが、このままではダメだと思い入学から三ヶ月が経とうとしてる頃、初めて真面目にこれからの人生どうするか真剣に考えた。平日の朝早くから悪魔城にお金を納めに行く養分となる魔物を見て、この人達にはなりたくないと考える様になり、ある決心をした。

 

学校に退学届の提出である。

悪魔城に通いたいから学校を辞めたと言えばネタになるからそれでもいいが、実際は違う。学びたい事とは違ったという事。高校生の頃に何も考えずに進路を決めてしまったのが原因である。入学から三ヶ月、異例の速さで退学したことによって次の年から指定校推薦が一枠減った事は後から聞いた。

そこからお金を貯めて専門学校に通うために悪魔城へ通うわけだがこの辺の話を書くのはもうしんどいので割愛する。

 

何が言いたいかというと、入学してしまったからと言って頑張って卒業しなくてもやりたい事と違うと思ったらすぐに辞めたほうが良い。

学費等のお金は勿体ない気もするが、逆に言うと失うのはお金くらいなので後から取り返せる。損切りって言葉もあるしね。

何もやりたい事が無い人は今の大学で探すのが良いと思います。

 

本当に何が言いたいかというと

書くの疲れたってこと